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2009年4月 1日 (水)

2002.01.01 BMW Z3 roadster 2.2i

2001年7月に納車されたBMW Z3 roadster 2.2iにも、ようやく馴染んできたので、ここらでこのクルマの感想を僕なりにします。BMW Z3 roadster 2.2iは以前に乗っていた1.9lエンジン(M44)を積んだモデルに対してボディ形状が幾分グラマスになりエンジンも4気筒から6気筒に変わり、それに伴いパワー、トルク共増えている。また、若干ではあるがトレッドも変更されています。このクルマの最大の特徴はその古典ロードスター然としたロングノーズ、ショートデッキと曲面をつないだパネルのボディにシルキーと謳われるBMWの最新6気筒エンジンを載せたことにつきる。そのドライビング感覚は前後の重量バランスが51:49ということもあり加速、減速、旋回時の加重移動のバランスに優れる。ブレーキング時の安定性も確かなものだし、サーキットは別としても峠をハイスピードで駆け回っても制動力が極端に落ちることはない。旋回初期に於いてはミッドシップレイアウトエンジンのクルマのようにスパッとノーズがインに切れ込むようなものではないが前輪軸よりもほぼ後方にエンジンが置かれるレイアウトが起因してか軽ろやかにノーズをインに向け、旋回中には穏やかに前輪から後輪へとトラクションが移行しながら正確にラインをトレースする。旋回後半時からコーナー脱出時には後輪のトラクションで回っていくような感覚である。最新のBMW 3シリーズ(E46)と比べれば、今となっては古いサスペンション形式とオープンボディからくる剛性の低さからか後輪の滑り出しが比較的早くオーバーステアへと移行するが、その挙動は唐突ではなく腕に覚えのあるドライバーなら滑らしたままコーナーを立ち上がっていくことは容易で、その時の感覚はクルマの重量バランスポイントよりもはるか後方にドライバーが座ることで後輪の感覚が非常に判りやすい。また、この一連の動作中にステアリングの手応えが無くならないのは好ましい。高速走行の遮音、振動は誉められたものではないが、安定性はFRレイアウト車としては優秀だ。M54と呼ばれるこのエンジンについては自動車雑誌などでかなり好意的に書かれているが、それは信じて間違いなく、裏切られることはないだろう。特に中間加速は本当に気持ち良く、高速走行時の追い越し加速はリニアな加速感とその回転フィールによって快感すら覚える。気持ち良いといえば、ペダル類やシフトのフィーリングも今まで試乗してきたクルマの中でも上位にランクできる。Z3はリアルスポーツカーとは呼び難いし、Z3よりも速いクルマは沢山あるが、その中でスポーティーだと感じることの出来るものがどれだけあるのだろうか・・・僕はBMW Z3 roadsterがスポーツカーだと素直に思う。

 このページを読まれた方の中には、これからZ3を手に入れようと考えている人もおられるかと思います。また、4気筒と6気筒モデルのどちらが好いか悩んでいる方に対して僕なりの簡単なアドバイスをします。基本的にどちらを手に入れても満足できると思いますし、クルマの挙動もほぼ同じですが、あえて違いを見いだすのなら、4気筒モデルはライトウェイト的な楽しさと精密で躍動感のあるエンジンを楽しむ。それに対して6気筒モデルは心地よさすら与えてくれる快感エンジンと正に古典的なFR車を楽しむと言ったところでしょうか。それと、どちらについてもマニュアルミッション車をお奨めします。中古車の場合、年式は4気筒モデルが'98モデル以降、6気筒モデルは'01モデル以降がお奨めです。


闇にほのかに浮かび上がる赤い幌

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画像は上下2点共2001年12月30日に撮影したもの

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