2005.09.03 猫足エボリューション?
プジョー206CCにOE(Original Equipment)クオリティのビルシュタインダンパーを装着しました。OEクオリティとは純正ダンパーに近い特性、すなわちこの場合は減衰力がほぼ同じだと考えられますね。しかし、走り出すとビルシュタインならではの特徴が純正とははっきりと違う顔として現われて来た。やはりビルシュタインはピストンストローク初期の反応スピードが速いようで純正では低速でコツコツくるようなショックがかなり和らいでいる。では、高速での目地段差などのショックはどうだろうか?これは純正の方がマナーが好く感じた・・・ただし、ダンパー自体にアタリがつけばこの評価は変わる可能性があるかも。次にコーナーではどうなのか、ロール量自体は変わらないと思われるが、ロールスピードがやや遅く感じた。そして、ある程度ロールしたところでガス封入式特有の柔らかな反発感というか踏ん張り感を覚える。さらにフルストロークしたところでは純正と変わらない動きを示すと思う。後は長期に使い込んだ時にダンパーのケース剛性の差から振動面で違いが出るかもしれないですね。ただし、プジョーの純正ダンパーは高い製造コストを支払って製造されているようなので長期使用には純正の方が良い結果を得られる可能性は大きいかもしれません。結論としてOEビルシュタインは低速での乗り心地改善とコーナーを安心して進入していける気分にさせてくれるのが最大の特徴でしょう。そういう意味ではコンフォート指向の我が家の紅猫には好い選択だったと思います。
追記:現在はダンパーを純正に戻しました。比べてみて判ったのは乗り心地の点では黒ビルが良いのですが高速走行やカーブ途中、特に前輪が深く沈んだロール状態では純正ダンパーの方が躾が良いのです。
「OE-Quality that works.」
車高がクロカンのごとく上がりました・・・馴染んでくれば元の車高に落着くかな・・・
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