2005.11.23 なか栗
晩秋の紅葉ドライブがてら長野県は妻籠宿に行きました。妻籠宿へは秋に出かけるのが毎年恒例になりつつあり、今年もまた宿場町にある「えびや」で和みの時間を持つべくお茶を頂いたのですが、そこで今までに見かけなかったメニューを見つけました。それは「なか栗」という名が付いた干し柿の内に栗きんとんの餡が包まれているお菓子。どうやら例年は12月頃から頂けるようなのですが、今年は既に出回り出したようです。まあ、その年の気候により干し柿の仕上がり時期が前後するんでしょう。さて、お味の方は・・・なかなか美味しいですね。僕は干し柿は一つ食べ終えるまでに柿の甘さがしつこく感じてそれ程好きではないのですが、このお菓子は最後まで上品な甘さが続き驚かされました。それは内に包まれた栗きんとんの餡が柿の甘さを抑え、更に栗の風味が口の中で広がるので、程良い甘さが食べ終わるまで続くからなんですね。栗きんとんとは少し違うものを食べたいなと思う方は一度試してみては如何でしょうか。
品名「名香栗」
中を見せる為に柿を開けました。通常は閉じてあり、見かけは膨らんだ干し柿です。製造元:(有)松葉
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