アンティーク未満
この写真の時計、僕が持っている中で最も古く最も安価な部類の時計です。
1957年製造のセイコーユニーク15石。
製造されてから54年が経過しました。
家具なら単なる中古品として扱われるくらいのものですが腕時計の場合は50年を過ぎればアンティークと呼んでも良いのかもしれません。
それがおこがましければビンテージとでも呼ぶのが相当なのでしょう。
そんなセイコーユニークは製造当時普及品の時計して販売されました。
そして誰かの手に渡り誰かの人生と共に歩んで来た事は確かです。
どんな方がこの時計を身につけどんな仕事をしどの様な生活をしたのでしょう。
この時計はその方の楽しい時も悲しい時も刻んで来たのでしょうか。
後46年経ち本物のアンティークとなってもこの時計は時を刻む事が出来るでしょう。
その頃には僕はこの世にはいないかな。
アンティークなれる人は本当に稀ですもんね。(笑)
この時計が100年を迎える時、誰がこの時計を腕に締めているのか・・。
オーバーホールから帰ってくる時計を眺めるとそんな事を想ってしまいます。
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コメント
レトロですね 大事にね
投稿: ,ミミちゃん | 2011年11月30日 (水) 19時10分
ミミちゃん >
はい、大事にしたいと思います。
そして時計も使う事に価値を見出してますので日常にも使ってまーす。
投稿: シバタク | 2011年11月30日 (水) 21時12分