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2011年11月 6日 (日)

2011.11.03 ソウルを感じた3日間

秋の東北を3日間かけてグランドツーリングしてきましたのでご報告。

11月3日
午前3時に自宅を出発し東北道をひた走り能代南ICを降りたのは午前10時を過ぎてました。夜の高速を淡々と走るのはとてもつまらないので、それなりに楽しんで走っていたら平均燃費が11km/lに!いつもは14km/lなのに・・ほんの少し反省(笑)。さて午前11時くらいに今回の最初の目的地である青森県の十二湖に到着。十二湖は白神山地の西部にあたり広大な橅の森の中に33ある湖沼の総称です。

十二湖の中でも大きな池の一つ「鶏頭場ノ池」
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EOSを鶏頭場ノ池前にある駐車場に停めて十二湖の中で最も人気のある青池を目指します。東北は既に晩秋ですが、湖畔の道を歩くとまだまだ紅葉を楽しめました。写真を撮影しながら15分程もかけてのんびり歩くと青池に到着しました。初めて見る青池はとても小さく池というより山間の大きな水溜まりの様に思えました。しかしそれがとても神秘的にも思えるのが面白いですね。

他の池に比べ青池は本当に水が青く見えますね
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美しい自然美を楽しませてくれた十二湖を後にして国道101号線に向かう途中、日本キャニオンが眺められる場所があったので記念に撮影。

写真中央の岩肌が露出しているのが日本キャニオン
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海岸沿いの国道101号線を鯵ヶ沢に向け走らせると途中EOSを撮影する絶好のポイントを発見!もちろん写真を撮りまくりです(笑)。

海沿いは空青く海碧い最高の景色です
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国道101号線は快適なシーサイドロードでした
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午後1時半くらいに次の目的地の鯵ヶ沢「きくや商店」に到着。ここでの目的は映画「わさお」にもなったワサオに会う事です。メディアが伝える通りやはりブサイクさん(ブサカワイイ?)でした・・眼がちっこいです。もちろん名物のイカ焼きも食べましたよ。一人前300円は食べきれないくらいの量があります・・とういうか食べ飽きますので二人以上で食べるのが吉。

ワサオです何故パンダのぬいぐるみが幾つもあるのかは不明
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ワサオを見て満足したので、岩木山を撮影したくなり場所を移動。どこか良い場所はないかとウロウロとしていると突然目の前に巨大ロボ・・じゃなく巨大遮光器土偶が!何かと思って近づくと、なんと五能線のJR木造駅!も〜ビックリです。

遮光器土偶の愛称は「しゃこちゃん」だそうです
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正体が解ったところで、しゃこちゃんにさよならして撮影ポイントを再検索。どうやら鶴田町にある廻堰大溜池が水面に岩木山が写り込み、なかなか好い景観を作っているようだと判断し急行。現場に着くと山頂には雲がかかっており水面も波立って最高とは言えませんでしたが鴨や白鳥も同時に撮影出来て満足。

ここから眺める岩木山は津軽富士の名に相応しい姿ですね
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そして白鳥を眺め黄昏れるオヤジが1人 (^^;)
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さて、イカ焼きだけでは小腹が空いたので本日の最終目的地である弘前のホテルにチェックインする前に軽いものを食べることにします。狙いは映画「津軽百年食堂」のモデルになった三忠食堂の津軽そばです。カーナビで検索しお店に着くと、ちょうど暖簾を降ろすところでした。あ〜と思って眺めていたらご店主がどうぞと仰ってくれてお店に入れました。まわりを見ると客は自分只一人、一応メニューを見てから津軽そばを注文するとご店主が出汁に使う前の焼き干しを持って来てくれ煮干しとの違いを説明してくれました。もちろん焼き干しは美味しくそのまま頂きましたよ。お陰でお酒が呑みたくなりましたが(^^;)。そうこうしていると津軽そばが運ばれて来たのでまずは汁を一口二口と啜ります。するとそれは角の無いとても優しい味わいで薄味なのにしっかりしたコクもありました。そして麺をたぐり口に運びます。なんと舌の上で溶けてしまい噛む必要がないくらいです。聞くと麺は先茹でして取り置きしているそうなので納得のノビ加減・・否、優しさです。人によってはこの麺は受け入れがたいと思いますが僕にはとても美味しく感じました。

見るからに優しそうな津軽そば
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お礼を述べ三忠食堂を後にしてホテルに到着。そして今夜のお楽しみである津軽三味線を聞ける居酒屋のお薦めをフロントで尋ねると近くの「あどはだり」を紹介して頂けました。なんでも三味線ライブは客の要望で随時してくれるそうなので何時に訪問してもほぼ大丈夫なんだそうです。他のお店はライブの時間が決まっているのがほとんどだそうです。部屋で暫し休んで日が暮れるといそいそと「あどはだり」を目指し出かけました。そして初めての津軽三味線の生演奏を体験。思いのほか大きな音と迫力に感動しました。津軽三味線は若い後継者も多いらしく伝統芸能が次世代に好んで受け継がれていくのは素敵ですね。それに津軽民謡の代表的なものは北前船により新潟や遠く九州から伝わって今に至っている事をお店の方に教えて頂いたのだがそれはとても興味深い話しでした。

津軽のソウルミュージックを生で聴けて幸せです
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青森の居酒屋食と言えばコレ「貝の味噌焼き」ですね
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この後、弘前の飲屋街に出かけ気分良く酔いホテルに戻り爆睡したことは想像に難しくありません(笑)。

11月4日
ホテルの朝食バイキングを腹一杯食べて出発。今日は弘前市から十和田湖を抜け秋田県大館市の知人宅に顔を出し、田沢湖に寄ってから山形の酒田市に泊まる予定。弘前から十和田湖には国道102号線と国道454号線で向かいます。到着した十和田湖は晴れ渡った空の青さを映す鏡の様にとても美しかったですよ。湖畔の絶好撮影ポイントも見つけご機嫌です。

十和田湖では犬とカヌーを楽しむ方達がいました
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発荷峠からの眺めが素晴らしい十和田湖
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十和田湖の美しい蒼さを存分に堪能して十和田大館樹海ラインを走り大館市を目指します。

樹海ラインは最高に気持ち良い道の一つ
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大館では知人が経営するカフェで抜群に旨いコーヒーを頂き久しぶりの再会を喜び合いました。またピザトーストをサービスして頂きありがとうございます。これで午後のエネルギーが補充できました。1時間程で店をお暇して国道105号線で田沢湖を目指します。その途中、秋田内陸縦貫鉄道の車両に遭遇したので記念にぱちり!

2両編成の気動車に遭遇!いつか乗ってみたい
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国道105号線沿いの山々が西日を受けて紅葉がより鮮やかに
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夕暮れが近づいた田沢湖はとても優雅です
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田沢湖では田沢湖ビールを買い求め急いで酒田を目指します。なんたって本日夜のメインイベントは午後10時までと決まってますから。ここからは秋田市に向かい高速を使い寄り道もせずひたすら走りホテルに到着したのは午後7時半過ぎでした。顔を洗い身支度を整えて目的の場所を目指します。喫茶「ケルン」それが足を運んだ場所。これを読んでいる皆さんは「雪国(YUKIGUNI)」という日本を代表するカクテルを知っているでしょうか。たぶんカクテルを嗜む方ならほぼ全員が知っているスタンダードなカクテルです。その「雪国」はこのケルンのオーナー兼バーテンダーの井山計一さんが1957年に生み出し1958年に賞を取りメジャーデビューしたカクテルなのです。そして氏は今でもカウンターに立ちカクテルを作り続けられています。もうお解りですね。そう今晩の目的は生きる伝説である氏の作る「雪国」を頂く事なのです。カウンターに座り最初に「雪国」をオーダー。スタンダードカクテルを生み出した伝説のバーテンダー・・・眼前でシェイカーを振る姿を眺められ感動しました!お味は体験した方だけの秘密です。「雪国」を飲んだ後、楽しい話を聞かせて頂き2杯程別のカクテルを飲み店を後にしました。この体験は僕の記憶に一生残したい宝物となりました。

1958年デビューに合わせ同年製の時計と一緒に「雪国」を撮影
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何故だかシュークリームを頂いてしまいました
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ケルンを後にした僕が遅いディナーを求め酒田の飲屋街をうろついたのはやはり想像に難しくないですね(笑)。

11月5日
ホテルでの朝食は食べず、チェックアウト後に昨日の喫茶「ケルン」に訪問。ケルンは喫茶店兼バーなので朝から営業しているのだ。そしてモーニングセットを注文。飲むのはもちろん井山さんが淹れてくれるコーヒー。それにしても御年85歳?の氏の元気さには脱帽です。この日は特に目的を持たず早めに帰宅する事だけを考えていました。ですのでモーニングセットのトーストを食べながら地図を見て決めたのは海沿いに走り新潟県村上市の笹川流れを見て会津を経由して東北道で帰るというルート。

笹川流れにあるJR桑川駅
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秋鮭かな?干されていました
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村上市では古い街並を通りました
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今回の東北グランドツーリングを終えて感じたのは伝統やスピリッツを持った魂に触れる旅だったということです。いつものお酒メインのツーリングも酔いし、グルメツーリングも良いけどこういったツーリングも好いですね。テーマを持って旅する愉しさを体験した3日間でした。この旅でお相手頂いたみなさんに感謝です。ありがとうございました。

追伸:11月5日に笹川流れ付近ですれ違った青色EOSと東北道・首都高でランデブーした白色EOSの方は何方だったのでしょうか。グランドツーリングの最終日に2台ものEOSに遭遇するとは・・・なんだか旅のフィナーレを飾って頂いた様な気がしました。いつか何処かで再会出来ればと願ってます。

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コメント

青い空~♪青い海~♪キレイ~♪♪♪

投稿: 赤BORA | 2011年11月 6日 (日) 20時40分

東北の日本海側ってツーリングには最適ですね。
写真を見て五能線を思い出しました。

東北道は一般車も無料になる様なので、今度は雪景色を
楽しみに行きたいと思っています。
シバタクさんとは仙台あたりでランデブーする予感がします。(笑)

投稿: ハリソン | 2011年11月 6日 (日) 23時28分

「テーマを持って旅する愉しさ」なるほどなるほど。津軽三味線いいですね。聴いてみたいです。また、オープンカーと綺麗な景色も絵になっています。随所にこだわりや情熱が感じられる素敵なツーリングですね。見習わないと・・・

投稿: hisashi | 2011年11月 7日 (月) 00時06分

崖の上みたいなところで青空バックのイオスの写真良いですね。
素敵な写真ばかりですね。
行ってみたいなぁwink

投稿: tompapa | 2011年11月 7日 (月) 21時44分

赤BORAさん>
はい、今回のツーリングは青が印象的な場所を多く走りました。
爽やかで気持ち良かったです♪

ハリソンさん>
雪景色の中の五能線って好いですよね。
今度は冬の撮影旅行でしょうか。
素敵な写真を期待してますよ〜。
ご一緒できれば楽しいでしょうね。

hisashiさん>
楽しかったですよ〜。
津軽三味線の演奏者の方とも長々と話しをさせて頂きましたし、伝説のバーテンダー様とは閉店過ぎまで楽しく過ごさせて頂きました。
hisashiさんの飛騨&北陸ツーリングのレポを楽しみにしてます。

tompapaさん>
ありがとうございます。
案外、海辺の好い撮影ポイントは少ないもんなぁ。
一人旅は気ままに写真を撮れるのが好いです。
気になったら引き返したり、脇道に入ったりしても気兼ねないしね。

投稿: シバタク | 2011年11月 8日 (火) 01時13分

おはようございます

シバタクさんの旅行記にあこがれます。

東北の旅素敵ですね。

ただの酒飲みではありませんね。(笑)

投稿: ムッシュTT | 2011年11月 8日 (火) 06時36分

ムッシュさん>
こんばんは。(笑)
東北の秋はとても好いですよ。
いつか思う存分駆けてくださいね。
美味いお酒も沢山あるし♪
ちなみに当方は○○の酒飲みです。(^^;)

投稿: シバタク | 2011年11月 8日 (火) 23時32分

こんにちは、青森に来られたんですね!当日木造駅前の神武食堂で坦々麺とあんかけ焼きそばを食べてました。足立ナンバーの赤いEOSを見掛け興奮していました。何たるすれ違い残念でした。ちなみの向かいの駐車場に赤いヴィッツがとまっていたと思います。わかるわけないですね、今度来るときは声を掛けてください、ちなみに、ただ今仕事の都合でで大館にすんでます。

投稿: katsu225 | 2011年11月 9日 (水) 16時13分

katsu225さん>
えー!偶然ですね。
でも・・・やはり赤いヴィッツは憶えてません。(爆)
そうですか、今は単身で大館なんですね。
今度はお声掛けさせて頂きます。
ちなみに大館の知り合いは加賀コーヒー店のご店主です。
機会があれば寄ってみてね。

投稿: シバタク | 2011年11月 9日 (水) 20時58分

そうですよね~今は家族で大館に住んでます。加賀コーヒー店の近くです、今度機会があったらいってみます。

投稿: katsu225 | 2011年11月10日 (木) 07時56分

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